女性とストレスの関係 【後編】

◇月経とストレスの関係

女性ホルモンのコントロールタワー : 脳 : 視床下部-下垂体

◇近代女性の特徴◇

進学・就職までがんばる。

また、就職したら男女差なく責任が求められ、大変でもやりがいを感じ仕事をがんばる方が多いです。

残業、睡眠不足、仕事や人間関係のプレッシャー・悩みを抱え、神経(気)を遣い慢性疲労が取れない、

気になる症状(気分の浮き沈み、頭痛、肩こり、腰痛、不眠・など)が多い、

30代から更年期のような症状を感じる、月経が不規則になる・こないこともあります。

    🌸こころと体はつながっています🌸 

              ~こころの様子は体に出ます~

体調不良がある時は、上手に病院や治療院に相談しつつ、セルフケアを取り入れて

ここち良く過ごせることを願います。

いくつかストレスを和らげるセルフケアをご紹介します。

どれかいいなぁと思うものがあれば参考にしてみてください(*^-^*)

◇ストレス解消セルフケア

ストレスを受けると体はこころを守ろうとして丸まった体になりやすいです。

【セルフケア①】体をほぐす動作&深呼吸でリラックス

深い呼吸をする前に、まずは、手首をブラブラ。足首をブラブラ。

肩を軽く上げ下げして、背筋を伸ばしていい姿勢を意識することが大きな呼吸ができるコツです♪

家事、デスクワークの合間に、ほんの少し手を休めて大きく深呼吸。

~~全身のばしもおすすめ💛💛💛~

〇肩幅ぐらいに足を開き、両手を大きく上に伸ばす。

 1)まっすぐのびる 2)上半身を左に傾けて、右のわき腹をのばす 

 3)上半身を右に傾けて、左のわき腹をのばす

【セルフケア②】考え方をちょっと変えてみる

◆仕事編◆

①一人で多くの仕事を抱えないようにする

自分の体は一つ。就労時間にも限りがあります。

断りきれず抱えた仕事は、うまく進めることができないとミスが増えさらにストレスが増します。

「全部を完璧に、自分一人でがんばる」

         ↓

「できないことはできないと相談する」

「仕事量が減らせなかったら、仕上げる期限を延ばす相談をする」

②集中する時間と、短時間でも目と手を休める、軽く飲食するなどで、オンオフの切り替えをつくり

作業効率を上げる

③仕事に優先順位をつける

仕事量が多く、何から手をつけていいのかわからないだけでも、精神的な余裕がなくなります。

仕事内容を箇条書きして、優先順位を考えてから仕事を始める。

◆家庭編◆

「完璧でなくてOK」宣言を、自分で自分に言ってみてください。

仕事も家事も子育ても女性が行う比重が高くなると、ほとんどの場合が、

奥さんの旦那さんへのイライラが募ります。

医療機関・地域・子育てサークル・女子会など20年以上、子育て世代の女性達の声を

よ~~~く聴いてきました(笑)。

この話題はとにかく多いです。

この手の話は、各家庭のルール、夫婦関係、女性自身の考え癖、ジェンダーなど

様々な因子も関連するので、またどこかでお話します。)

これも個々の考え方がありますので一概には言えませんが、

旦那さんやお子さんからのリクエストとしては、奥さん(お母さん)が不機嫌さをまき散らしながら

ご飯を作るくらいなら、ご飯はデリバリーで済ます・お弁当を買ってくるでもいい時があるようです。

・・・ただ、女性の立場からすれば、

そもそも、どうして家事・育児の役割分担が男女で違いすぎるのか、

「やって当たり前」が日常化していて感謝も労いの言葉もない

というのが、根本的なイライラのもと ということもよくあります(-_-;)

②いい意味の 「良い加減」 家事方法を試してみる

インターネットで

「家事を楽にする方法」「共働き 家事を楽にする方法」などで検索してみてください。

動画もあります。いいと思う方法を試してみるのも一つです。

その他のストレス発散法あれこれ

◆話の聞き上手な人に愚痴を聞いてもらう

◆美味しいものを食べる

◆お酒を飲む

◆眠る

◆好きな香りをかぐ(アロマなど)

◆運動する

◆YouTube・ドラマ 好きな動画を見る

◆ゲームをする    

◆運転中~家で歌う  など

イライラが爆発しそうで、イライラ発散法を試したところ、更にイライラが悪化した!?

と感じたら、解決法を変えてくださいね。

例えば

・「疲れた時は甘いもの」と聞いて、甘いものをたくさん食べたら、肌荒れがひどくなって悲しかった。

・お酒を飲んでいるときはハイテンションになれるけど、酔いが冷めたり、翌日仕事に行くと急に落ち込む。

・ネットショッピングで買い物すると気分が良くなるけれど、毎月の支払いが追いつかなくなった   など

ただ・・・

「暴飲・暴食・買い物」も、時にはしたくなります。

「あれはダメ」「これもダメ」だけどしなきゃいけないことだらけ・・・と思う状況時は、

欲求を満たしてあげてください。

欲求が少し満たされたら、そっと自分に問いかけてみてください。

「本当は言いたいことがあるけれど、相手の機嫌を損ねたくなくて言えないことはない?」

「お母さん(奥さん)は、どんな時もおおらかに笑ってないといけないと思っていない?」

「まわりの人はできているのに、自分はできないダメな人間と思っていない?」

「もう、何もかも全部放り出したい!って気持ちになることがある?」

イライラの根っこには、悲しい、苦しい、助けて、体が疲れた、眠れていないなど、

こころや体のピンチが潜んでいたりします。

イライラは、自分探し・自分理解のための大事な感情です。

発散法あれこれを試しつつ、

イライラが教えてくれる自分の本当の気持ちにたくさん出会えますように・・・。

関連記事

  1. 自己肯定感の大切さ【思春期編】
  2. 女性ホルモンによる2大不調
  3. 女性とストレスの関係【前編】
  4. はじめまして
  5. 女性ホルモンによる2大不調
  6. 長男・長女症候群
  7. 『生・性教育出前授業』 生徒さんへの質問回答&メッセージ(1)
  8. 『生・性教育出前授業』 生徒さんへの質問回答&メッセージ(3)
PAGE TOP