女性ホルモンによる2大不調

~②更年期のつきあい方~

【目次】

1.更年期とは

2.更年期に起こりうる症状

3.更年期症状が起きる原因

4.更年期症状の程度に影響する因子

5.体調変化があった時の過ごし方

1.更年期とは

閉経前後5年間の約10年間のこと。

平均閉経年齢:50歳 (個人差あり)  平均の閉経時期は:45~55歳

30~40代は、プレ更年期。  45~55頃は、更年期世代。 ともいいます。

 更年期=病気ではありません。      ライフサイクルの中の一つの期間のことです。

**閉経の5年前からが更年期のスタートなので、閉経を迎えないと、

概念的には何歳から更年期が始まっていたかは分からないということでもあります**

例)49歳で閉経した人は、44歳から更年期がスタートしていたということになります。

 

40代に入ったら、“体が変化しつつある年齢になった”ということを胸に置き、

「自分の体の変化を自分で感じる」「無理はしない」「ペース配分を見直す」など、

自分と向き合っていくことが大切です (*’ω’*)

2.更年期に起こりうる症状

◇ 症状の有無/程度は、個人差が大きいです ◇  

*症状例*                                   

疲れ目・かすみ目・ドライアイ・ドライマウス・肩こり・首こり・皮膚の乾燥/かゆみ・かぶれ

抜け毛/薄毛・疲れやすさ・だるさ・倦怠感・やる気が出ない・無気力・睡眠障害(不眠/中途覚醒)

イライラ/怒りっぽい・不安感・焦燥感・もの忘れ・記憶力の低下・うつ気分・気分の落ち込み・多汗

ほてり・のぼせ・冷え・むくみ・のどの詰まり感・動悸・息切れ・胸の苦しさ・頭痛

めまい・耳鳴り・耳閉感・腰背部痛・関節痛・便秘・下痢・太る一方・やせる一方・尿もれ・頻尿

膣の乾燥感・デリケートゾーンのヒリヒリ感/かゆみ・性交痛・乳房の張り/痛み・持病の悪化  など

3.更年期症状が起きる原因

女性ホルモンは、脳と卵巣の連携プレーで分泌されます。



①脳から「女性ホルモンを出して~!」の指令となる「卵胞刺激ホルモン(FSH)」と
「黄体形成ホルモン(LH)」が出ます。

②それに反応して、卵巣内の卵胞(卵子のもと)が成長し始めるときに、女性ホルモンが分泌されます。
 
しかし、卵巣内の卵胞数が有限なために「ホルモン出て~!」の指令にはうまく応えることができなくなります。

そうすると、脳がパニックを起こして通常の何倍ものホルモン分泌を促す指令を出すために、
異常な発汗、イライラ、めまいなどの症状が表れることがあります。

ホルモン動態が不安定になると、自律神経も乱れやすく更年期症状が起きます。
更年期症状(障害)と自律神経バランスが崩れた時の症状は似ています。

4.更年期症状の程度に影響する因子


① 仕事や家庭内でのストレスからくる「社会的(環境)要因」

昇進・責任のある立場・上司/部下との関係、夫婦関係、実/義親との関係、子どもの受験・学校生活

巣立ちによる空の巣症候群 など


② ご自身の性格などに由来する「心理的要因」

真面目、完璧主義、弱音を吐けない、頑張り屋、自己肯定感の低さ、断れない

自分よりもまわりを優先する  など


③ 女性ホルモンの減少といった「身体的要因」

女性ホルモンバランスの変化、うまれもった体質(虚弱、体力がない)、持病がある など

「更年期」は受け入れてしまえばとても楽になることもありますが、そこまでの過程に女性として葛藤があります。

家族や友人に打ち明けることができず、一人で抱えこみ、つらさを我慢する人もいます。

頼らない・・・というより、頼れない・・・のです・・・。

ずっとがんばり続けていきたので、

うまく人に頼れなかったり、弱いところを見せたくないプライドもあったりします。

真面目でがんばり屋の方は、自分のことをないがしろにします。

けれども、誰かの役に立ちたい、まわりに優しくありたいならば、

どうぞ、自分を大事にしてほしいと願います。

更年期世代の女性は、仕事に家事に育児に親の介護に……とたくさんの役割を担っています。

自分の健康ケアを第一にしなければ、仕事もプライベートも楽しめません。

いい人、いいお母さん、いい娘をやってきた人は、

「人生の好転機更新期である更年期に、

小さなことでいいので、

「いやだ!」「休みます!」「お断りします。」「できません。」を、言ってみてください。

慈愛は、自愛もあって成り立ちます💛💛 自分に🌸愛🌸ですよ~~~🌸

こころの話は、また、ゆっくりと ( ^^) _U~~

5.体調変化があった時の過ごし方

更年期に表れる症状は多種多様で、症状の出方や強さ・期間なども個人差 があります。

ですので、例えば、めまいは耳鼻科・脳外科、肩こり・腰痛は整形外科、うつっぽさ・不眠は心療内科など、

数多くの病院通いを繰り返し(ドクターショッピング)、最後に婦人科にて、更年期障害の診断を受け、

初めて自分の状態を理解する方もいます。

上記内容が思い当たる、また、

    何となく、以前と体調が違ってきたなぁ・・・と    

       感じ始める40代に入るころから、

          女性の心身を総合的にみてくれる   

             婦人科か内科のホームドクターをみつけておくことをおすすめします。

           

婦人科検診を受けつつ、もし、めまい、頭痛、強度の疲労感などがあった場合、

ホームドクターから、他の専門機関を紹介してもらうと、受診がスムーズです。

更年期の診断・治療(ホルモン療法・漢方・エクオールなど)の情報を知りたい方は、

以下のサイトをご参照ください。

更年期 – 日本産婦人科医会 (jaog.or.jp)https://www.jaog.or.jp/qa/menopause

女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|厚生労働省研究班監修 (w-health.jp)https://w-health.jp

エクオールとは|更年期障害・更年期の悩みのことなら更年期ラボ (ko-nenkilab.jp)https://ko-nenkilab.jp/equol/about01.html

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